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天皇皇后両陛下が訪問された高岡御車山会館(富山県)とは?

2017/09/14
 
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みなさん、こんにちは!

天皇皇后両陛下が富山県にお越しになります。

第68回全国植樹祭(富山県魚津市)のためにご来県となります!

詳しくはこちらをご覧ください!

参考:天皇皇后両陛下ご来県2017!ルート予想とお出迎え経験談について

 

そのメインイベントの前日に高岡御車山会館にもお越しになります。

高岡御車山会館とはどんな施設か気になりますよね!

ぜひチェックしてみましょう!

 

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目次

高岡御車山祭りとは…

全国で5つしかない国の重要有形・無形民俗文化財の一つ

 

『高岡御車山祭』とは、毎年5月1日に行われる前田利長公を祀る高岡關野(関野)神社の春季例大祭です。

毎年5月1日ということで覚えやすいです!

ただ、日付が決まっているため、行きやすい土日にはなかなかならないのがもったいないとも思います。

平日は行けないという方は、土日になる年にぜひ!

もしくは、高岡御車山会館へどうぞ!

 

高岡御車山の由来についてはこちら!

高岡御車山は1588年(天正16年)太閤豊臣秀吉が、後陽成(ごようぜい)天皇と正親町(おおぎまち)上皇を聚楽第(じゅらくだい)に迎え奉るときに使用した御所車加賀藩初代藩主・前田利家公が拝領し、二代藩主・前田利長公が1609年(慶長14年)に高岡城を築くにあたり、町民に与えられたのが始まりと伝えられています。

この御所車に鉾を立てたものが御車山で、高岡町民の心意気と財力に支えられ、安土桃山文化の格式を保ちつつ、高岡の金工、漆工、染色などの優れた工芸技術の装飾が車輪や高欄(こうらん)、長押(なげし)等に施された日本でも屈指の華やかな山車(やま)です。江戸時代の名工達によって7基が揃いました。

引用:http://www.mikurumayama.jp/gaiyou/

 

そして、高岡御車山祭は、重要有形・無形民俗文化財に指定されています。

「高岡御車山祭の御車山行事」は国の重要有形民俗文化財・無形民俗文化財の両方に指定されており、これは日本全国で5件指定されている内の一つです。
※他の4件は、京都祇園祭の山鉾行事 / 高山祭の屋台行事 / 秩父祭の屋台行事と神楽(秩父夜祭)/日立風流物

引用:http://www.mikurumayama.jp/gaiyou/

有形・無形の両方とも指定されているのは、日本の中でたった5つしかありません。

 

ユネスコ無形文化遺産登録(2016年12月)

高岡御車山祭りは、国(日本)に認められていましたが、とうとうユネスコ(世界)へも登録されました!

エチオピア・アディスアベバにて開催されたユネスコ無形文化遺産保護条約第11回政府間委員会において、現地時間平成28年11月30日(日本時間平成28年12月1日)、高岡御車山祭を含む33件の「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産への登録が決定されました。

引用:https://www.city.takaoka.toyama.jp/syoubun/kanko/rekishi/muke/documents/unesco_mikurumayama.html

富山県では他に「魚津のタテモン行事」(魚津市)、「城端神明宮祭の曳山行事」(南砺市)の2件が登録されました!

富山県だけで3件!すごいことですね!

 

高岡市『日本遺産』

そして、高岡市は日本遺産に認定されています!

『加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡―人、技、心―』というタイトルで!

高岡は商工業で発展し、町民によって文化が興り受け継がれてきた都市である。高岡城が廃城となり、繁栄が危ぶまれたところで加賀藩は商工本位の町への転換政策を実施し、浮足立つ町民に活を入れた。鋳物や漆工などの独自生産力を高める一方、穀倉地帯を控え、米などの物資を運ぶ良港を持ち、米や綿、肥料などの取引拠点として高岡は「加賀藩の台所」と呼ばれる程の隆盛を極める。町民は、固有の祭礼など、地域にその富を還元し、町民自身が担う文化を形成した。純然たる町民の町として発展し続け、現在でも町割り、街道筋、町並み、生業や伝統行事などに、高岡町民の歩みが色濃く残されている。

引用:https://www.city.takaoka.toyama.jp/bunsou/nihonisan/nihonisan.html

平成27年度に文化庁が第1弾として認定しました。

認定日は、平成27年4月24日(全国18件が同時認定)です。

 

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高岡御車山会館とは…

2015年4月25日オープン!

北陸新幹線が2015年3月14日に開業し、それに追いかけるように4月25日にオープンしました!

公式サイトはこちら!

参考:https://mikurumayama-kaikan.jp/

所在地 高岡市守山町47-1
開館時間 9:00~17:00(入館は午後4時30分まで)
休館日 火曜日(火曜日が祝日のときは翌平日)、年末年始
有料ゾーン観覧料 一般(高校生以上) 300円  団体(20名以上) 1人につき240円

(出典:https://mikurumayama-kaikan.jp/outline/

 

有料ゾーン観覧料とありますが、無料ゾーンもあります。

高岡の伝統工芸品等のお土産を購入できたり、高岡市の観光マップが置いてあったりします。

公式サイトに載っている『カフェミンピ(レストラン)』は残念ながら現在閉店されていて、お土産コーナーになっていました。

そのお店で食べることができた『御車山パフェ』が美味しくて、SNS映えもして良かったのですが…。

有料ゾーンの観覧料は1人300円中学生以下は無料なのでぜひ有料ゾーンに入って欲しいです!

 

入場料が無料?

中学生以下は無料!

また、『いくじい・いくばあ応援事業』という制度があります。

おじいちゃん(祖父・曾祖父) or おばあちゃん(祖母・曾祖母)と孫(ひ孫)が一緒に行けば、観覧料が無料になります!

おじいちゃん・おばあちゃんが富山県在住という条件付きではありますが…。

自分自身、親子3世代で行ったとき、この制度を知らなかったのですが、受付の方が「お孫さんですか?富山県在住ですか?」と聞いてくれて、簡単な用紙記入により無料で入ることができました!(親は観覧料払いました)

 

御車山1基がど真ん中にズドーン!

御車山会館の有料ゾーンに入って、まず驚くのが入口。

自動ドアを過ぎると一気に御車山祭りの雰囲気になります。

静けさというか厳かな感じというか。

そして、御車山祭りの歴史を勉強するエリアを抜けると…

ドーン(下の写真)

(出典:https://mikurumayama-kaikan.jp/1f/)

1基が真ん中に展示されています。

この1基は交代制のようです。

グルっ周ってみると分かりますが、山車を会館へと入れるとても大きなドアがあります。

そこを利用して入れ替えを行っているのです。

入れ替えの作業を見てみたいのですが、さすがに開館の時間ではないのかな?

御車山祭りの際、巡業のために出て行かなくてはいけませんがそれは見られないのかな?

もし、見れるとしたらすごい貴重だと思います。

 

4Kシアター

そして、2階に上がるとシアターがあります。

233インチという大画面、4Kという高画質で高岡御車山祭りを知ることができます。

実際に見てもらった方が迫力が伝わりますが、このシアターで追体験ができるかなと思います。

 

体験展示

◎高岡御車山祭りで使われている衣装を着ることができるコーナー

⇒写真を撮ることで、祭りに来た気分を味わえます。

 

◎お囃子体験

⇒分かりやすく言えば、太鼓の達人の高岡御車山祭りバージョンです。

簡単そうにみえて実際にやってみると、難易度は高いです。

 

高岡御車山会館がネットで見れる?

Google Mapで入場可能?

Google Mapで「高岡御車山会館」を検索すると、なんと中に入れました!

それがこちら!

(出典:Google Map(高岡御車山会館)

こちらをクリックすると、スマホでGoogle Mapのアプリを入れている人はすぐさま会館の中に入れちゃいます。

360度グルグル見れるので、結構面白いです。

ただネタバレなところが多いので、行くまでのお楽しみにしたい人はお控えいただけたら…

クリック厳禁ということで…。笑

ただ、この機能では全部すみずみまでは見れません。

ぜひ行ってみて下さい!

 

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行き方、駐車場情報

アクセス

(出典:Google Map(高岡御車山会館)

 

電車で行くなら!

JR高岡駅(あいの風)が最寄り駅です。

徒歩で15分くらいです。

高岡駅から行く場合、道は下り坂です。

 

【駐車場情報】車で行くなら!

無料駐車場は、御車山会館のすぐ横にあるのと少し離れたところにあります。

(出典:御車山会館駐車場(Google Map)

御車山会館すぐ横は埋まっていても、この駐車場は空いていることもあります。

10台くらいとめられます。

 

もう少し離れたところにもあります。

(出典:山町筋観光駐車場(Google Map)

車は15台くらいとめられます。

 

まとめ

高岡御車山祭り(5月1日)を一年中味わえる施設が高岡御車山会館です!

高岡御車山祭りに来て欲しいというのはありますが、高岡市にお越しの際はぜひ高岡御車山会館へ!

高岡市の観光マップも置いてあるのでおススメです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

少しでも、参考になれば幸いです。

 

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